博士の地獄日記

修士卒業時に助教と関係が崩壊したまま博士進学をした人の記録

序論

えっとー、はじめまして。

 

2021年3月を持ちまして修士課程を修了する ettoです。

 

これまで、学部4年生から修士1年生においてラボを一回変えていますがこれまでの2年間は思っていたものとは違いました。最初の1年は研究という世界に憧れていたため、最初は怒られながら始めたものの(自分なりには)勢いもあり、充実した研究室生活を送れたと思っています。テーマも新規性が高く、モデル生物も汎用性が高かったことからいろいろと体験できたと思っています。そして最後はいわゆる「やり切った」感覚を覚えました。

 

その勢いで入学したランクが上がった大学院での研究室。そこで待ち受けていたのは全く違うテーマに、環境そしてそれに対応できているのかもわからない闇の中を進むような日々でした。おかげさまで「去年は錯覚だったのか?!」と思うくらい、研究に対する思いや結果は雲泥の差でした。

 

しかしそれは当たり前のことで、やはり研究はデータが無いと何も始まらないのです。

 

そして、これまでの自分ではありえないようなヘマを幾度となく繰り返し、無事助教マンからの信頼と関係性もぶち壊しました。

 

よくぞやった。

 

挙句の果てには助教マンより「もっと努力してください」というお説教の結びのお言葉と共に無事博士課程という名の魔界でのクエストが始まりました。

 

その時、助教マンは「博士課程に進むのならば、もう私はあなたに手を差し伸べるようなことはせず、何かあったら自分からくるように」というようなお達しもいただきました。そんな状況で博士を迎え、就職と進学で悩みに悩み、自分の無能さと怠慢などと向き合い様々な自己嫌悪にも陥りました。

そして家系の金銭や自立心など研究以外に大切な因子にも着目すると悩みは深くなり、答えに至るまで幾度となく深夜に研究室から帰るとき自転車で爆走しながら大声でカラオケしてました (迷惑でごめんなさい)。

 

最終的には、2021-2022 3月までの志として今の研究室で論文を投稿したらもう一回やめるか海外へ飛ぶか、続けるかを考えることにしてクエストを始めることにしました。

 

少し述べましたが、Ettosan は金銭問題も抱えているため、2021年は本当に勝負がかかっている1年になりそうです。