博士の地獄日記

修士卒業時に助教と関係が崩壊したまま博士進学をした人の記録

Day -8 卒業

今日のテーマ:特別な人達

メンタル強度: こんにゃく

 

今日は調子が良さげです。

ettosan の研究室では今日は送別会がありました。

 

数人の同期が卒業しましたが、みんなそれぞれ研究室へ向けたメッセージはどこか重みがありました。3年間の威力なのでしょうか、どことなく誰しも何かしらの「辛さ」が言葉から染み出てました。ettosanは悲観的だからそう感じたのかもしれません。

 

どちらにせよ、みんなの3年間は並大抵の努力と労力では語り切れないものであることは何となく近くで生活していて感じてます。

そんな努力の天才たちに囲まれて日々を過ごしていると研究室や研究者はとても尊くて特別な存在だなと思いました。もしかすると今所属している大学の特色かもしれませんが、少なくとも成果を出している事実がある以上、それくらいの努力は必要みたいです。

 

そんな ettosan には社会人のお友達もいます。今日はその仲間が急遽グループ通話を始めてましたが、どうにもこうにも会話に参加できませんでした。どんどん友達が遠く感じるようで、少し悲しかったです。でも ettosan はちょっとひねくれものなので、そんなみんなとは違う「特別な環境」に進んでいる自分を大切にしようと思いました。

成功するかはわかりませんが、少なくとも人口の数パーセントの人しか体験していない・できないことを体験できているということに誇りを持つことにしました。

 

稀有な存在である以上、孤独に感じる日も多くなりそうです。ですが、その特色はこの先誰かの役に立つと信じて育てたいと思いました。

 

社会のみんなにある責任はettosanのような研究者の見習いにはそこまでないと思っています (あったらごめんなさい)。ですが、どうしても心のどこかで、そんなみんなよりも大切な仕事をしていると信じたいところです。

 

日付は変わってしまいましたが、一応 3/11 の記録として。